つわりで食欲がない妊婦さんへ!「甘酒」で楽になる3つの理由
妊娠初期から中期にかけて多くの妊婦さんが経験するつわり。 この時期は今まで食べれた物を身体が受けつけない辛い時期なので、楽に栄養補給ができる方法があれば知りたいですよね。 そんなあなたに紹介したいのが日本の伝統的な発酵食品「甘酒」です。 今回は、つわりに悩む妊婦さんに向けて、甘酒の効果的な使い方をご紹介します。
つわり中の妊婦に甘酒が注目される理由
つわりの対策として最近では甘酒が注目されていますが、それは甘酒に含まれている栄養素がとても豊富で身体に吸収されやすいからです。特に米麹から作られる甘酒には「ブドウ糖」や「アミノ酸」、「ビタミン類」が豊富なので栄養が不足しがちな妊娠さんの体調管理を助けてくれます。特に、つわりで食事を取りづらい時期は「食べる」ではなく、「飲む」ことができる甘酒はつわりの酷い妊婦さんにとって辛い食事を助け、必要な栄養素を補給してくれる優れモノです。
甘酒には腸内環境を整える効果もあるので、つわりの時期に便秘になりがちな人にも強い味方です。 さらに、甘酒は昔から日本で親しまれてきた安全性の高い食品であることも、妊婦さんにおすすめできる大きな理由となっています。
甘酒が妊婦さんのつわり対策に最適な3つの理由
甘酒にはつわり中の妊婦さんの体調に役立つ特徴がたくさんありますが、特に重要な3つのポイントについて紹介します。つわりの症状は妊婦さんによって違いますが、甘酒の特徴を理解すればそれぞれの症状に合わせた飲み方ができます。
甘酒の重要なポイント1:栄養補給を効率的にサポート
甘酒には妊婦さんの体調を整えるための栄養素が色々含まれていますが、その中でもブドウ糖は体の中で素早くエネルギーになるので、疲労回復の助けになります。また、必須アミノ酸やビタミンB群も含まれているので、つわりで食事がとりずらい時期でも効率的にエネルギーの補給ができます。
甘酒は液体状なので体に栄養素が吸収されやすく、胃の負担も少ないのでつわりの症状が強い時期でも甘酒の栄養素を効果的に体内に取り入れることができます。
特につわりがひどくあまり食事がとれない妊婦さんには、甘酒に含まれる酵素が消化を助け、少しの量でも体に効率よく栄養を吸収してくれます。
甘酒の重要なポイント2:つわりによる便秘を解消
つわりが酷い妊婦さんは、食事の量が減ってしまうのでどうしても食物繊維などが十分に取れず便秘になってしまう人も少なくないです。そんな時に甘酒を飲むと甘酒に含まれている食物繊維が腸内環境を整える手助けをしてくれます。また、発酵食品特有の良質な酵素が腸内細菌のバランスを整える役目もしてくれるので便通の改善が期待できます。
さらに、甘酒は水分補給としての役割もあるため、水分を補給しながら栄養素を体内に取り込むことができるので、腸の動きを自然にうながし便秘の解消の手助けをしてくれます。お通じが良くなればつわりによる不快感も軽減されるので、妊婦さんの体調改善に役立ちます。
甘酒の重要なポイント3:疲労回復とエネルギー補給
妊娠の初めの方は特に疲れやすく普段の日常生活でも強い疲労感を感じることが多くなります。前述しましたが甘酒には必須アミノ酸やビタミンB群が含まれているので効率よくエネルギーの補給ができ体力の消耗を防いでくれます。特にブドウ糖は脳や体のエネルギーとして体に吸収されやすいので甘酒を飲むことで効率よくエネルギーを補給することができますし、甘酒の適度な甘さは急激な血糖値の上昇を抑え、ゆるやかに血糖値上昇させるのでエネルギーの供給も効率よく行えます。
妊婦さんが甘酒を選ぶ時の注意点
甘酒は栄養補給にとても優れた飲み物ですが、妊婦さんが飲むときはいくつかの注意点があります。特に甘酒の種類や摂取量は重要なのでここではそのことについてお伝えしていきます。
酒粕で作られた甘酒は避け、米麹で作られた甘酒を飲んでください
甘酒は大きく分けると米麹から作られる「米麹の甘酒」と酒粕を使用して作られる「酒粕の甘酒」があります。普段はどちらを飲んでも問題ありませんが、「酒粕の甘酒」は微量のアルコールを含んでいる場合があるので少量であってもおなかの中の赤ちゃんへの影響が懸念されます。「米麹の甘酒」は米麹の自然な発酵で作られているので、安心して妊婦さんでも飲むことができます。
また、「酒粕の甘酒」と比べて「米麹の甘酒」の方が体への消化吸収の効率もいいので、より効果的につわり中の妊婦さんの体調管理の手助けをしてくれます。甘酒を選ぶ時は必ずパッケージに記載されている原材料の表示を確認して「米麹」が使用されている「米麹の甘酒」を選びましょう。
甘酒の摂取量と糖分には注意が必要です
甘酒は栄養価が高いですが、製法の途中で糖分が加えられている製品も多いので美味しいからと言ってたくさん飲まないようにしましょう。1日の適切な摂取量は100~200ml程度と言われていますのでその量を目安として1日にたくさん飲むことはやめてください。
特に妊娠中は血糖値が上がりやすい傾向あるため1日の摂取量を守ることが大切です。また、甘酒を飲む時間帯も食事の直前や直後は避け、食事と食事の間の時間に栄養補助食品として甘酒を飲むことで急に体に吸収されることを防ぎ緩やかに吸収されていくため、空腹時間を減らしつつより効果的に体内に栄養を取り入れることができます。
つわり中の甘酒の効果を最大化させる飲み方
妊婦さんが甘酒を飲むときは、飲むタイミングやつわりの辛さなど、体調に合わせた飲み方をすることでより効果的に体に栄養を吸収させることができます。
妊婦さんは冷たい甘酒と温かい甘酒のどちらを飲んだ方がいいの?
妊婦さんにとって甘酒の温度による効果の違いはあまりありませんが、妊婦さんのメンタル面での効果が全く違ってきます。夏の暑い季節や食欲が落ちている時期には冷たい甘酒を飲むとさっぱりとした口当たりで飲みやすいためスッキリとした感じで栄養の吸収をおこなうことができます。冬の寒い時期などは甘酒を温めて飲むことで体を内側から温めリラックスした気分になれます。特に朝起きて直ぐや夜寝る前に温かい甘酒を飲むことでリラックスした気持ちで1日を過ごせたり、良質な睡眠をとることができます。このように季節や温度によって甘酒の温度を変えることでメンタル面での癒し効果が期待されます。
甘酒は食事代わりではなく間食として飲用してください
甘酒は栄養価が高いですが、主食として完全に食事と置き換えるのはやめてください。確かに甘酒の栄養価は高いですが、あくまで補助食品としてであり、主食としての栄養価の高さはありません。特に妊婦さんはおなかの中の赤ちゃんに栄養をしっかりと渡さないといけないので、食事はしっかりと取り、食事と食事の間のエネルギー補給として甘酒を飲むことをおすすめします。
また、朝食前に少量の甘酒を飲むことで緩やかなエネルギー補給ができたり、食事の2時間前後を避けて飲むことでより効果的にエネルギーを体に補給することができます。つわりのひどい妊婦さんは少量の甘酒を数回に分けて飲むと効果的です。
まとめ
妊婦さんのつわり時期の栄養補給として甘酒はとても有力な選択肢です。特に「米麹の甘酒」は安全で栄養価が高いので、つわりが酷く食事があまり取れない妊婦さんにとって栄養とりやすい飲み物です。また、甘酒を冷たくしたり温かくしたりと少し工夫することで気分をリラックスさせたり、甘酒の飲むタイミングを気にすることで体に緩やかに栄養を吸収させたりすることもできるので、甘酒を上手に使うことでつわりによる不快感を軽減することができます。
甘酒は栄養価は高いですが、糖分も多いのであくまで妊婦さんはバランスの取れた食生活の補助的な飲み物として飲んでください。

